【家具ひとつで生活を間仕切る】(リノベーション案件)
多摩側の近く、河川敷ののびやかな雰囲気が包み込む住宅街に位置するマンション一室の改修計画です。 南に面するために小割りされていた二部屋もこれから住まうひとのライフスタイルに合わせて間仕切りをなくしました。 まとまった水回りをそのままに、壁をなくし、ワンルームへと変化させます。広めのワンルームに壁ではなく、 ゆるやかに生活の仕切りを与えるために、真ん中にキューブ型の家具を配置しました。壁でもあり、 収納でもあるこのキューブは部屋を仕切ることなく、開放感と明るさを保ったまま、 このワンルームの中心的な役割を担っています。
Planning Point
1 窓のないダイニングキッチンの位置
2 広く使いたい、分けて使いたい
3 費用をかけずにキッチンを新しく
TAIMATSU Story
1 間仕切りをなくし、一室空間に
2 斜めに置かれたキューブが生活の場を分ける
3 既存キッチンの扉を木製に変え、趣を一転
Before
【建築概要】
所在地:東京都府中市
用途:専用住宅
家族構成:単身
構造/規模:RC造・地上7階建の4階1室
延床面積:50.97㎡
竣工年月:2014.08
施工:Melix
写真:太田拓実
建築工事費:1000万円代未満